Jw_cadで印刷時の線の太さを設定する方法をお探しですね。

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Jw_cadで印刷時の線の太さとカラー設定を確実に反映させる方法

Jw_cadで図面を印刷しようとしたとき、「画面で見ていた線の太さと全然違う!」「カラーで印刷したいのに白黒になってしまった…」といった経験はありませんか? 特に、他の人から受け取った図面データを開いたときに設定がおかしくなって、どうすればいいか分からず困ってしまうことってよくありますよね。

この記事では、Jw_cadで印刷するときの線の太さやカラー設定の正しい手順を、初心者の方にも分かりやすく解説していきます。

設定の仕組みをしっかり理解すれば、誰に渡しても見やすい図面を、迷わずスムーズに印刷できるようになりますよ。

印刷時の線の太さが反映されない理由とは?

Jw_cadで印刷時の線の太さを思い通りにするには、まず大事なポイントを理解しておく必要があります。

それは、Jw_cadには**「画面表示用の設定」と「印刷用の設定」という2つの異なる設定がある**ということです。

基本設定の「色・画面」タブを開いてみてください。

左側に画面表示用、右側に印刷用(プリンタ出力用)の設定が並んでいるのが分かると思います。

多くの人がやってしまいがちなミスは、画面で見やすいように左側だけを変更して、右側の印刷用設定を見落としてしまうこと。

実は、**印刷時の線の太さは右側の「プリンタ出力要素」の数値が使われる**ので、ここを設定しないと紙に印刷したときに反映されないんです。

さらに、設定が反映されない原因として多いのが、チェックボックスの設定ミスです。

Jw_cadには「線幅を表示倍率に比例して描画」と「線幅を1/100mm単位とする」という重要なチェック項目があります。

このチェックの入れ方によって、画面の設定が優先されるのか、印刷の設定が優先されるのかが変わってくるんですね。

ここを理解せずに適当に数値を入れてしまうと、印刷したときに全部の線が同じ太さになってしまったり、逆に太すぎて真っ黒になってしまったりします。

ですから、まずは「基本設定」を開いて、今自分がどちらの設定を触っているのかをしっかり意識することが大切です。

理想的なのは、画面表示と印刷結果がある程度連動するように設定しておくこと。

自分なりの見やすい線色と線幅のルールを決めて、その設定ファイルを保存しておけば、毎回迷わずに済みますし、印刷ミスも減らせますよ。

線の太さが変わらないときにチェックすべきこと

線の太さ設定を変えても印刷結果が変わらない…そんなときは、まず基本設定の「色・画面」タブにある2つのチェックボックスを確認してみましょう。

**おすすめの設定はこちら:**

– 「線幅を表示倍率に比例して描画」にチェックを入れる
– 「線幅を1/100mm単位とする」にチェックを入れる

この2つの両方にチェックを入れるのが、一番トラブルが少なくて分かりやすい方法です。

この設定にすると、線幅を指定していない線には印刷用の太さが適用されて、個別に太さを指定した線にはその太さがちゃんと反映されるようになります。

印刷プレビューと実際の印刷物の見た目が一致しやすくなるので、初心者の方はまずこの設定から始めてみてください。

逆に、どちらか一方のチェックが外れていたり、両方とも外れていると、思い通りの太さで出力されないことが多いです。

たとえば両方オフにしていると、個別の線に太さを設定しても画面上の見た目だけになってしまい、印刷するときは強制的に基本設定の太さに置き換えられてしまいます。

画面ではメリハリのある図面に見えるのに、紙に印刷すると全部同じ細さになってしまう…という現象は、だいたいこの設定が原因なんです。

あと、数値を変えても太さの違いが分からないときは、設定した数値の差が小さすぎるのかもしれません。

1/100mm単位で入力する場合、0.13mmと0.18mmくらいの差だと、普通のプリンターでは見分けるのが難しいです。

製図の基本ルールでは、細い線に対して太い線は2倍、すごく太い線は4倍というように、はっきりした差をつけることが推奨されています。

線の太さにメリハリがないなと感じたら、思い切って数値を大きく離して設定して、テスト印刷してみるといいですよ。

カラー印刷できない・白黒になってしまうときの対処法

Jw_cadの初期設定では、図面は基本的に白黒で印刷されるようになっています。

だから、画面上ではレイヤーごとにカラフルに色分けされて見えていても、そのまま印刷ボタンを押すと全部黒い線になって出てきてしまうんです。

カラー印刷したいときにまず確認すべきなのは、印刷コマンドを実行したあとに表示される**コントロールバーの「カラー印刷」チェックボックス**です。

ここにチェックを入れるだけで、基本設定で指定した色がそのまま反映されてカラー印刷されるようになります。

でも、「カラー印刷」にチェックを入れたのに白黒で出てきてしまう場合は、パソコン側のプリンター設定が原因かもしれません。

特に会社の複合機などを使っている場合、インクやトナーの節約のために、Windows側のプリンター設定が「モノクロ印刷」に固定されていることがよくあります。

この場合、Jw_cad側の設定をいくら変えてもプリンター側の設定が優先されてしまいます。

印刷する前の「プリンターの設定」ダイアログで「プロパティ」を開いて、カラーモードが「カラー」になっているか確認してみてください。

それから、PDFに変換するときも同じ注意が必要です。

PDF変換ソフト(Adobe PDFやCubePDFなど)を使う場合も、Jw_cad側の「カラー印刷」チェックを忘れると白黒のPDFができてしまいます。

変換ソフトの設定でもモノクロ指定になっていないか確認しましょう。

カラー印刷できないトラブルは、だいたい次のどちらかが原因です:

1. Jw_cadの「カラー印刷」チェックが入っていない
2. プリンタードライバ側がモノクロ設定になっている

この2箇所を順番に確認していけば、ほぼ確実に解決できますよ。

他の人からもらったデータで線の太さや色がおかしいときの解決策

取引先や他の部署から受け取ったCADデータを開いたとき、すべての線がやたら薄かったり、逆に太すぎて図面が真っ黒になっていたりすることがありますよね。

これは、自分と相手のJw_cadの基本設定が違っていたり、ファイル形式の違いが原因で起こる現象です。

特に厄介なのが、官公庁の電子納品などで使われる**「SXF形式(SFCやP21)」**のデータです。

SXFデータには、Jw_cadの標準の線色(1〜9)とは違う「SXF対応拡張線色」という特殊な属性がついていることがあって、これが原因で線の太さや色がコントロールできなくなることがよくあります。

この問題を解決するには、図面内のSXF対応拡張線色を、Jw_cadの扱いやすい標準の線色に変換する必要があります。

**具体的な手順:**

1. 図面全体を範囲選択する
2. コントロールバーの「属性変更」をクリック
3. 「指定線色に変更」「指定線種に変更」にチェックを入れて、標準色(例:線色1など)を指定する

この操作をすると、特殊な属性を持っていた線が通常のJw_cadの線として認識されるようになって、自分の環境の基本設定通りに線の太さや色が反映されるようになります。

もう一つよくある悩みが、「他の人のデータを開くたびに自分の設定が変わってしまう」というもの。

実はJw_cadのJWWファイルには、図面のデータだけでなく、その図面を作ったときの設定(環境設定)も一緒に保存されているんです。

だから、データを開いた直後はどうしても相手の設定に引っ張られてしまいます。

これを防ぐには、あらかじめ自分の使いやすい設定を**「環境設定ファイル(JWF)」として保存**しておくのがおすすめです。

他の人のデータを開いた直後に、設定メニューから自分のJWFファイルを「環境設定ファイル読込」で読み込めば、すぐに自分の作業しやすい設定に戻せます。

この方法を覚えておくと、どんなデータを開いても慌てずに対応できるようになりますよ。

まとめ

印刷設定やカラー設定は、最初は少し複雑に感じるかもしれませんが、仕組みを理解してしまえば意外とシンプルです。

自分なりの設定を一度しっかり作っておけば、あとはそれを使い回すだけで、毎回スムーズに美しい図面を印刷できるようになります。

ぜひこの記事を参考に、快適なCAD作業環境を整えてくださいね!

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