Jw_cadで50/1を100/1に貼り付ける方法をお探しですね。
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Jw_cadで縮尺の違う図面をコピペする方法──文字や寸法が崩れないコツも解説
Jw_cadを使っていて、1/100の平面図から一部を切り取って、1/50の拡大図や詳細図に貼り付けようとしたとき、「あれ、サイズが合わない…」と困ったことはありませんか?図面を合成したら文字がやたらと大きくなったり、寸法の数値がおかしくなったり、意外とうまくいかないことって多いですよね。
この記事では、Jw_cadで縮尺が違う図面をコピペ・合成するときの基本的なやり方から、文字や寸法が崩れないようにするためのちょっとしたコツまで、わかりやすく解説します。
正しいやり方さえ覚えてしまえば、作図の効率がぐっと上がりますよ。
1. 縮尺の違う図面をコピペするときの基本と注意点
Jw_cadでは、縮尺が違う図面の間で図形をコピー&ペースト(合成)するとき、まず知っておきたいのが「レイヤグループごとの縮尺設定」です。
Jw_cadには0からFまで16個のレイヤグループがあって、それぞれに別々の縮尺を設定できるようになっています。
この仕組みのおかげで、1つのファイルの中に1/100の平面図と1/50の詳細図を一緒に入れておくことができるんです。
ただ、初心者がつまずきやすいのが、コピー元の縮尺と貼り付け先の縮尺が違うときに、図形のサイズがおかしくなってしまう問題です。
たとえば、1/100の図面で描いた1000mmの線を、そのまま1/50のレイヤグループに貼り付けると、画面上では2倍の大きさで表示されます。
これは実は正しい動きなんです。
実際の紙に印刷することを考えると、1/50の図面は1/100の図面よりも大きく、詳しく描かれる必要があるからです。
なので、縮尺の違う図面同士でコピペするときは、ただ選択して貼り付けるだけじゃなくて、「倍率」を意識して操作する必要があります。
それと、線そのものは倍率で調整できるんですが、文字や寸法については別の設定が必要になってきます。
ここを理解しないまま合成を進めると、後から文字サイズを1つずつ手作業で直す羽目になるので、事前の設定と仕組みの理解がすごく大事なんです。
2. 【実践】1/100の図面を1/50の図面にコピペする手順
それでは、実際に1/100の図面の一部をコピーして、1/50の図面(またはレイヤグループ)に合成する手順を説明しますね。
基本的な流れは普通のコピペに、貼り付けるときの倍率指定や作図属性の確認を加えるだけなので、操作自体はそんなに難しくありません。
まず、コピー元になる1/100の図面を開いて、ツールバーから「範囲」コマンドを選んで、コピーしたい図形を囲みます。
選択できたら「コピー」ボタンをクリックして、図形をクリップボードに記憶させます。
次に、貼り付け先になる1/50のレイヤグループ(または別ファイル)に切り替えて、「貼り付け」コマンドを選んでください。
このとき、画面の上の方に出てくるコントロールバーの項目をよく見てください。
コントロールバーには「倍率」を入力する欄があって、ここで適切な倍率を指定するのが、縮尺違いのコピペを成功させる最大のコツです。
1/100から1/50へ貼り付ける場合、縮尺の分母が半分になるので、図形を実寸(実際の寸法)のまま持ち込むか、見た目の大きさを合わせるかで設定を変える必要があります。
・1/100の図面を1/50の図面に実寸のまま持ち込む場合は、倍率は「1」でそのまま貼り付けます(画面上では2倍の大きさに見えます)。
・画面上の見た目の大きさを同じにして貼り付けたい場合は、縮尺に合わせて倍率を変更(この場合は「0.5」など)する必要があります。
多くの場合、Jw_cadは貼り付け先のレイヤグループの縮尺を自動で認識して、実寸を維持したまま貼り付けてくれます。
もしサイズがおかしいなと感じたら、コントロールバーの「作図属性」ボタンを開いて、「元スケールに倍率を掛ける」などの設定項目がどうなっているか確認してみてください。
3. 文字や寸法がおかしくならないようにするコツ
縮尺が違う図面を合成したとき、一番よく起こるトラブルが「文字の大きさが合わない」「寸法の数値が変わってしまう」という問題です。
線はちゃんとコピペできても、文字だけがやたら大きくなったり、逆に小さすぎて読めなくなったりすることがあります。
これを防ぐには、貼り付けるときの設定をちょっと工夫して、文字や寸法の扱いをはっきりさせておく必要があります。
文字サイズが崩れないようにするには、貼り付けコマンドを実行するときにコントロールバーの「作図属性」をクリックします。
出てきたダイアログの中に「文字サイズ変更」というチェックボックスがあるので、この設定を確認してください。
ここにチェックを入れると、指定した倍率に合わせて文字サイズも自動的に拡大・縮小されます。
逆に、貼り付け先の図面フォーマットに合わせて文字の大きさを統一したい場合は、チェックを外して貼り付けるか、後から「文字変更」コマンドで一括調整するのが確実です。
それと、寸法に関するトラブルもけっこう厄介です。
Jw_cadでは寸法が「寸法図形」として1つのまとまったブロックみたいに扱われていることが多くて、縮尺が違う場所に貼り付けると、寸法線と数値のバランスが崩れたり、実寸値がおかしくなったりすることがあります。
これを防ぐコツは、コピーする前にあらかじめ寸法図形を解除(分解)しておくか、線だけをコピペして寸法は後から入れ直すことです。
合成した後に寸法値がおかしくなってしまった場合は、「寸法」コマンドから「寸法値設定」を開いて、今のレイヤグループに正しい縮尺が適用されているか確認してください。
縮尺違いの図面をコピペするときは、線だけを先に合成して、文字や寸法は貼り付け先のレイヤグループで新しく描き直すというやり方をとる設計者も少なくありません。
作図の目的に合わせて、一番効率の良い方法を選んでみてくださいね。
4. レイヤグループを活用したスマートな図面合成のポイント
Jw_cadで複数の違う縮尺の図面を効率よく管理・合成するには、レイヤグループの仕組みをフル活用することが欠かせません。
別々のファイルを開いて何度もコピペを繰り返すより、1つのファイルの中でレイヤグループを分けて作業する方が、ミスが減って作業スピードもぐんと上がります。
たとえば、[0]グループを1/100の平面図用、[1]グループを1/50の詳細図用、[2]グループを1/20の断面図用といった感じで、あらかじめ用途と縮尺をはっきり決めておきます。
こうやって設定しておけば、同じ図面の中でレイヤグループを切り替えるだけで、それぞれの縮尺に応じた正しい寸法や文字サイズで作図を進められます。
他のレイヤグループの図形を見ながら作図したいときは、非表示にするんじゃなくて「表示のみ」の状態にしておくとすごく便利ですよ。
レイヤグループ間で図形を移動させたり合成したりするときは、「属性変更」コマンドを使うのも1つの有効な手段です。
移動させたい図形を選んで、属性変更から目的のレイヤグループを指定すると、コピペを使わずに直接図形を別グループへ移すことができます。
このとき、書き込みレイヤの縮尺に合わせて図形サイズが調整されるので、手動で倍率を計算する手間が省ける場合があります。
縮尺の違う図面をコピペ・合成する作業は、最初は複雑で面倒に感じるかもしれません。
でも、「レイヤグループごとの縮尺は独立している」ということと、「貼り付けるときの作図属性設定(文字・寸法の扱い)」という2つのポイントをしっかり理解すれば、思い通りに図面をコントロールできるようになります。
これらのコツを押さえて、Jw_cadでの図面作成をもっと快適で正確なものにしてくださいね。
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