Jw_cadで多角形の書き方をお探しですね。
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Jw_cadで三角形や六角形をきれいに描く方法
Jw_cadで図面を描いていると、四角形や円はすぐに描けるのに、三角形や五角形、六角形といった図形になると「あれ、どうやるんだっけ?」と手が止まってしまうことってありませんか?特に建築図面や機械部品の図面では、なんとなくそれっぽい形ではなく、辺の長さや角度を正確に指定して描かないといけないので、ちょっと難しく感じますよね。
この記事では、Jw_cadの標準機能を使って、誰でも寸法通りにピタッと多角形を描く方法を、基本から応用まで丁寧に説明していきます。
初めての人でも迷わず操作できるように、できるだけわかりやすくまとめましたので、ぜひ参考にしてください!
まずは基本!「多角形」コマンドの使い方を覚えよう
Jw_cadで三角形や六角形などの多角形を描くときに使うのが「多角形」コマンドです。
画面左側のツールバーか、上のメニューバーにある「作図」から「多角形」を選ぶと使えるようになります。
このコマンドを使えば、好きな角数の正多角形(すべての辺と角が等しい多角形)を簡単に描くことができて、線を一本ずつ引いて角度を計算する…なんて面倒なことをしなくて済むんです。
CADの良いところは、正確な寸法と角度で図面を仕上げられることなので、この基本コマンドをしっかり理解しておくと作業がぐっと楽になりますよ。
多角形コマンドを選ぶと、画面上の方に色々な設定項目が出てきます。
ここで一番大事なのが「角数」という入力欄です。
三角形を描きたいなら「3」、五角形なら「5」というふうに、作りたい図形の頂点の数を半角数字で入力します。
それから「中心・頂点指定」とか「中心・辺指定」といったボタンもあって、これを切り替えることで、多角形の中心から頂点までの距離で大きさを決めるか、それとも中心から辺までの距離で決めるかを選べるようになっています。
さらに便利なのが、あらかじめ寸法を入力しておける機能です。
上の方にある「寸法」の入力ボックスに数値を打ち込むと、図形の大きさが固定されて、図面上の好きな場所をクリックするだけでパッと描けちゃいます。
このとき「傾き」の角度も一緒に指定できるので、図面に対して斜めに配置したいときにもバッチリ対応できます。
まずはこの上部に出てくる設定項目の意味を理解して、必要に応じて数値を入力する習慣をつけていきましょう。
辺の長さや角度を指定して「正三角形」をきっちり描く
正三角形を描く場合は、多角形コマンドの角数を「3」に設定するところから始めます。
でも実際の図面では「1辺の長さが100mm」と指定されている場合と、「中心からの距離が指定されている」場合があって、それぞれで設定方法が違ってくるんです。
ここがちょっとややこしいポイントなので、注意が必要です。
もし「1辺の長さが100mm」みたいに辺の長さが決まっている場合、多角形コマンドの「寸法」欄をそのまま使うとうまくいきません。
なぜかというと、Jw_cadの多角形コマンドでの寸法入力は、基本的に「円の半径」を意味しているからです。
つまり1辺の長さを直接入力しても、思った通りの正三角形にならないんですね。
1辺の長さを基準にして正三角形を描きたいときは、まず補助線を使うか、先に1辺となる直線を水平に引いておくのが確実です。
1辺の直線を引いたら、その線の両端を基準にして作図していきます。
あるいは、直線コマンドで必要な長さの線を一本引いて、その端点から60度の角度で線を引けば、多角形コマンドを使わなくてもきれいな正三角形ができます。
Jw_cadの「角度取得」機能を使えば、交点を結ぶだけで正確に描けますよ。
一方、中心(重心)からの距離が指定されている場合は、多角形コマンドの「中心・頂点指定」モードがとっても便利です。
寸法欄に中心から頂点までの距離を入力して、図面上の基準点をクリックするだけで、指定した大きさの正三角形がすぐに配置されます。
このとき、三角形の頂点を上向きにするか下向きにするかは、「傾き」の項目に角度(90度とか270度とか)を入力すれば調整できます。
図面の指示をよく見て、どの寸法が基準になっているかを確認してから作業するのがポイントです。
ボルトやナットを描くときに使う「正六角形・正五角形」の描き方
機械の図面や建築の金物詳細図でよく出てくるのが、ボルトの頭やナットを表す正六角形です。
正六角形を描くときは、多角形コマンドで角数を「6」に設定します。
ここで実務上すごく大事になるのが、「円に内接する六角形」なのか「円に外接する六角形」なのかという違いです。
図面に「対辺寸法(平径)」と書いてある場合は、内接する円の直径が基準になるので、上の設定で「中心・辺指定」を選んで描きます。
これでスパナをかける平行な2辺の距離を正確に表現できます。
逆に「対角寸法」が指定されている場合は、外接する円の直径が基準です。
この場合は「中心・頂点指定」のモードを選んで、寸法欄に円の半径を入力します。
Jw_cadでは、多角形を描くための基準となる円を先に「円」コマンドで描いておいて、その円の中心を右クリックで読み取ってから作図すると、位置がズレにくくなります。
特にボルトの平面図を描くときは、円と六角形をセットで描くことが多いので、中心点を共有する複数の図形を重ねて描くテクニックが必要になってきます。
右クリックでの点読み取り機能をどんどん活用しましょう。
正五角形の場合も、基本的な考え方は正六角形と同じです。
角数を「5」に設定して、図面の寸法指示に従って内接か外接かを選びます。
五角形は星型のデザインや特殊な部品のトレースで使われることがあって、頂点の向きがデザインの印象を大きく左右します。
上の方の「傾き」を使って、一番上の頂点が真上を向くように設定(だいたい傾き0か90で調整)してから図面に配置しましょう。
CADトレースの現場では、こういった基本図形の正確さが全体の仕上がりに直結するので、必ず数値入力とスナップ機能を組み合わせて作業してくださいね。
自由な形の多角形や複雑な図形を描くときの応用ワザ
ここまで説明してきたのは、すべての辺の長さと角度が同じ「正多角形」の描き方でした。
でも実際の図面では、辺の長さがバラバラな三角形とか、いびつな多角形を描く機会も結構あります。
そういう自由な形の多角形を正確に描くには、多角形コマンドではなく「線」コマンドと「円」コマンドを組み合わせた「交点作図法」を使うのが一番効果的です。
たとえば、3辺の長さがすべて違う三角形を描く場合を考えてみましょう。
まず基準となる1辺を水平に引きます。
次に、その線の両端を中心にして、残りの2辺の長さを半径とする円をそれぞれ描きます。
2つの円が重なってできた交点に向かって、基準線の両端から直線を引けば、目的の寸法の三角形がピタッと完成します。
描き終わったら、補助で使った円を削除すれば図面がきれいに仕上がります。
これはアナログの製図板とコンパスを使った作図方法と全く同じ原理なんですが、Jw_cadでは寸法値を使って正確な円を描けるので、コンパスの針がズレるような誤差は全く出ません。
このコンパスの代わりに円コマンドを使うテクニックは、複雑なトラス構造の骨組みや、敷地測量図などの変形多角形をトレースするときにもすごく役立ちます。
また、すでに描いてある複数の図形が重なっている部分から、新しい多角形の領域を取り出したい場合は、「ハッチング」や「包絡」といった編集コマンドの考え方を応用します。
複雑な境界線で囲まれた内側の空間を一つの多角形データとして扱いたいときは、Jw_cadの「図形」登録機能や「線角」などを使って線をつなぎ合わせる作業が必要になります。
このように、標準の多角形コマンドで対応できる正多角形と、円コマンドの交点を使って作る自由な多角形の手法、両方をマスターしておけば、どんな形の図形指示が来ても、慌てることなく正確で素早いCADトレースができるようになります。
最初はちょっと難しく感じるかもしれませんが、何回か練習すればすぐに慣れますよ!
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